今からでも遅くない?
大人の矯正治療を始める
タイミングについて
大人の矯正治療は、歯と歯茎が健康であれば、基本的に何歳からでも可能です。また、虫歯や歯周病がある場合も、その治療後に矯正治療を行うことができます。
難しいのは、歯周病などによって、顎の骨が高度に吸収してしまっているケースです。とはいえ、その判断が患者さんご自身ではできませんので、まずは一度、当院にご相談ください。
大人が矯正治療
(歯列矯正)をするメリット
コンプレックスを解消できる
子どもの頃に矯正治療が受けられず、長く歯並びの乱れに悩んでいる方は少なくありません。また、年齢を重ねてから歯並びが悪化する方もおられます。
矯正治療によってコンプレックスを解消すれば、長年のストレスから解放され、人生をよりよく楽しく豊かにすることが可能です。
治療計画の通りに進みやすい
顎の成長が終わっている(顎の成長を見越した治療が不要である)こと、患者さんの意志がはっきりしていることから、事前に立案する治療計画の通りに歯並びが改善する可能性が高くなります。
お子さんの場合、嫌々治療を受けたり、着脱式の装置を十分な時間装着できなかったりすることで、予定通りに治療が進まないことがあります。
その点、大人になってからの矯正は心配ありませんね。
汚れがたまりにくい・磨きやすい・
虫歯や歯周病になりにくい
歯並びの改善により、食べ物の汚れがたまる隙間・段差が減り、汚れがたまりにくくなります。また、歯ブラシが隅々まで当たりやすくなるため、清掃性が向上し、虫歯リスク、歯周病リスクが低くなります。
大人の矯正治療
(歯列矯正)の種類や期間
Cプラン
全ての歯が永久歯の大人の方向けのプランです。
ワイヤー矯正とインビザラインのマウスピース矯正をご用意しております。
ブラケット(ワイヤー)矯正
の場合
金属のブラケットやワイヤーを歯の表側に取り付けて行う矯正治療です。
もっとも古くからの実績があり、ほとんどの症例に対応することができます。
期間
3~5年ほど
インビザライン矯正の場合
透明のマウスピース型の矯正装置です。少しずつ形の違う装置を1~2週間ごとに交換し、微弱な力を持続的にかけて歯を動かします。
治療中、装置はほとんど目立ちません。また食事・歯磨きの際には取り外せます。ただし、1日20時間以上の装着が必須です。
期間
3~5年ほど
医療費控除について
1年間でご家族が支払った医療費が10万円を超えた場合、確定申告でその内容を申請することで、所得に応じた控除が受けられる制度のことを「医療費控除」と言います。
領収書は、原則、再発行は致しませんので大切に保管して下さい。
大人の矯正治療の流れ
1矯正相談
まずはお悩みの内容について詳しくお聞かせください。お口の中を拝見し、当院での矯正治療への取り組み方の説明をさせていただきます。
2精密検査
デジタルレントゲン(セファロ)、歯型の採取、噛み合わせチェックなどを行い、診断します。
※必要に応じてCTを行うこともございます。
3矯正治療の説明
カウンセリング、精密検査の結果をもとに、治療計画を立案し、その内容をご説明いたします。ご同意いただけましたら、装置の作製に移り、装置ができ次第治療を開始します。
4矯正治療の開始
矯正治療を開始していきます。
治療期間中は、1ヵ月に1回程度、通院していただきます。
また、治療期間が終わると、次は「保定期間」へと入ります。保定装置を使用し、歯の後戻りを防ぎます。